イノベーションの歴史
DHLは常に物流の世界に革命をもたらし、形作り、簡素化してきました。国際エクスプレス航空輸送の市場を切り開き、世界をリードする物流企業になったDHLは、常に何ができるか考え、その実現に取り組む思想家であり、メーカーであり、パイオニアであります。そして今、月への輸送という究極の課題に挑んでいます。
物流の歴史における大きな飛躍

ニール・アームストロングが人類で初めて月面に着陸した1969年、DHLは、物流業界に大きな革命を起こしました。そして現在、DHLは、再び新しい境地を切り開こうとしています。宇宙技術企業Astroboticsと協力して、月への配送を実現させようとしているのです。
Parcelcopter:DHLのイノベーションが飛び立つ
Parcelcopter 3.0のフライトを体験する
DHLは、Parcelcopterを配送チェーンに統合させることに成功した世界初の物流プロバイダーとなりました。3か月間の試験導入期間、ライト・イム・ヴィンクルのバイエルン・コミュニティの住民は、この自動化されたサービスを利用して荷物の発送・受領を行いました。8キロの距離を合計130個の荷物が往来しました。普段、車で30分かかる道のりが、Parcelcopterではわずか8分に短縮されました。
画期的なアイデア:国際エクスプレス航空輸送業界を形成したDHL
1969年、ニール・アームストロングが月面に着陸したわずか数か月後、エイドリアン・ダルシー(Adrian Dalsey)、ラリー・ヒルブロン(Larry Hillblom)、ロバート・リン(Robert Lynn)は、世界初の国際ドア・ツー・ドア配送サービスを提供するDHLを設立しました。発送書類を航空便で届ければ、荷物の前に通関できるという、シンプルでありながら画期的なアイデアをひらめいたのです。これにより、輸送業者は何日も、何週間も節約できるようになりました。こうして、DHLは国際エクスプレス航空輸送業界を開拓しました。
世界最大の物流企業へ
DHLは、創設後すぐに、世界中で急成長を遂げました。現在は、総勢38万人を超える従業員を抱え、220以上の国・地域に拠点を置く世界最大の物流企業となっています。