DHLサプライチェーンが西日本の事業体制を拡充、「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を大阪市南港にて開催
プレスリリース: 東京、2025年5月20日
大阪市中心部からわずか25分、関西国際空港から32分という戦略的なロケーションに位置し、DHLサプライチェーンの西日本における新たなゲートウェイとして機能します
コントラクトロジスティクス業界のグローバルリーダーであるDHLサプライチェーン株式会社(本社:東京都品川区 / 代表取締役社長:ジェローム・ジレ)は、大阪市住之江区の南港エリアに新設する「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を執り行いました。当施設は、西日本地域における物流体制を強化するDHLサプライチェーンの中核拠点として設けられます。今後、関西圏および西日本全体のサプライチェーンを最適化し、2030年までに事業規模を倍増させるというDHLサプライチェーンの目標を支える基盤となります。
DHL大阪ロジスティクスセンターは、地上4階建て、約55,700平方メートル(17,000坪)の延床面積を有し、テクノロジーセクターと保守部品の物流を中心に、高度な物流ニーズに先進的なソリューションで応えるマルチユーザー型の施設です。阪神高速道路4号湾岸線・南港中インターチェンジから約1 kmに位置し、大阪中心部や関西国際空港へのアクセスにも優れた戦略的立地となっています
また、当施設は環境に配慮したサステナブルな設計となっており、倉庫やオフィスに電力を供給する太陽光発電設備、電力網の安定性を維持するバッテリーエネルギー貯蔵システム (BESS)、商用車および乗用車向け電気自動車の充電設備、雨水の再利用設備、エネルギー効率を最適化するためのモーションセンサー付きLED照明等の設備を備えています。また、当施設は、米国グリーンビルディング協会(U.S Green Building Council)が運営する国際的な環境認証制度「LEED認証」のゴールド取得を目指しています。
DHLサプライチェーン代表取締役社長、日本・韓国クラスターCEOであるジェローム・ジレは次のように述べています。「DHL大阪ロジスティクスセンターの着工は、西日本地域における当社のプレゼンスをさらに強化し、お客様のビジネス成長を物流面から力強く支えるための重要な一歩です。先進的な設備とDHLの専門性を融合させ、今後ますます高度化・複雑化する物流ニーズにも柔軟に対応できる体制を構築してまいります。また、サステナビリティに対する当社のコミットメントが、環境に配慮した施設設計に反映されています。地域の皆さまとの共生を大切にしながら、この施設を関西圏、そしてさらに広範な地域の物流の未来を担う戦略的ハブとして育てていくことを楽しみにしています。」
DHL大阪ロジスティクスセンターの竣工は、2027年初旬を予定しています。