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海上小口混載輸送でコンテナ不足の危機に打ち勝つ

現在のキャパシティ危機は深刻な問題です。しかし、すでに海上小口混載輸送が多くの組織に解決策を提供しています。御社のサプライチェーンでも、LCLの採用を検討してはいかがでしょうか。


このキャパシティ危機は、すぐには解消されそうにありません。世界各地では、コンテナが誤った場所に取り残されていたり、海上では満杯の船舶が入港できずに滞留したりしているなど、混乱した状況が見られます。Covid-19の大流行が始まって以来、コンテナスペースを獲得するのは非常に困難になっています。たとえ高額な費用を払っても、20フィートや40フィートのコンテナ全体を確保するのは難しいでしょう。

この記事では、海上小口混載輸送(LCL)が多くの企業にとってどのような解決策となるかを探ります。

現在のコンテナ不足をどのように克服するか


小口混載輸送はこの問題に対する有効な解決策を提供します。この方法では、他の荷主とコンテナを共有することができるため、貨物量は少なくてもコンテナスペースを確保することが容易になります。 
 

どのようなメリットがあるのでしょうか?

妥協のように思われるかもしれませんが、多くの企業は、より少量の貨物を輸送することに大きなメリットを見出しています。

たとえば、中国に製造拠点を持つ小売業のお客様は、2か月に1回のフルコンテナ輸送(FCL)を、月1回のLCL輸送に切り替えることにより、北米の配送センターでの在庫保有コストの削減を達成しています。このお客様は、移動する在庫の量を毎回減らせるようになったため、主要市場付近で不必要に高くなった在庫量を下げることができました。また、出荷の頻度が上がったため、予期せぬ出荷の遅れに伴うリスクも軽減されました。

また、ある軽工業メーカーのお客様は、最近どの企業も意識しているキャッシュフローの改善にもLCLが役立つことを発見しました。FCLで輸送するよりも、LCLのほうが輸送コストおよび関連する税金・関税が低く済んでいます。少額を頻繁に支払うことで、輸送費用を分散できるのはありがたいことです。
 

船へのコンテナの積み込みはどうなるか

コンテナスペースを確保できることと、LCLコンテナが計画通りに船に積み込まれることは、まったく別の問題です。

昨今の難しい状況下、一部のフレイトフォワーダーやキャリアが輸送スケジュールの約束を破り、LCLコンテナが満杯になるまで出航を延期することがあります。このような事態からお客様を守るため、DHL Global Forwardingでは、すべての小口混載貨物を「予約通りに輸送する」方針をとっています。

他に配送を遅らせる要因があるか


発注後、LCLコンテナが目的の船舶に確実に積み込まれるために、お客様ができることが2つあります。1つ目は、カーゴレディ(cargo-ready)の日付を予測し、カット日に留意することです。もうひとつは、すべての書類を準備し、お客様の商品、特に制限付き貨物、危険物(DG)、特大貨物に関する要件を確認しておくことです。
 

ブランクセーリングがある場合はどうすればよいか

キャリアや小規模のフレイトフォワーダーと直接取引をしていると、特定の週に利用可能な船舶がない場合、LCL貨物は、目的の航路の次の出港日まで、丸一週間待つことになります。

そのため、大手キャリア各社と取引できる経験豊富なフレイトフォワーダーと協力することは合理的と言えます。もし、何らかの理由で船が欠航した場合でも、数時間のうちに、別の船に切り替えることができるでしょう。また、ドア・ツー・ドアのLCLサービスであれば、フォワーダーが貨物の集荷・配送のためのトラック輸送スケジュールを調整してくれるため、このような不確実な時代には特に望ましいと言えます。

貨物の到着に向けて何を計画すべきか


パンデミック以前であれば、アジア太平洋からロサンゼルスまでは、20日もかからずに航行できていました。しかし、現在では、多くの船会社が通常のスケジュールを維持できていないため、この輸送日数で到着することはできません。

そのため、到着時間がより遅く、より不確実であることを考慮して、計画を調整する必要があります。フレイトフォワーダーは、特定の航路における最近のキャリアの実績を分析し、バッファータイムを含めた総輸送時間など、オペレーションに必要なリードタイムを明確に提示して、お客様が在庫不足に陥らないようにしなければなりません。
 

輸送中の貨物状況を確認できるか

貨物の状況を可視化することは、お客様に最新情報を提供するうえで非常に重要です。DHL Global ForwardingのオンラインポータルサイトであるmyDHLiでは、標準およびカスタマイズされた輸送のマイルストーンに関するデータにアクセスできます。また、例外管理レポートもいつでもご利用いただけます。 myDHLiの詳細についてはこちらをご覧ください。

LCL輸送を加速させる方法はあるか


新たなeコマース事業を支えるために、 LCL輸送を迅速化する 方法をお探しの方もいるでしょう。LCL貨物の輸送時間を短縮する必要がある場合、全体の所要時間を短縮するための重要な方法が2つあります。

まず、出発地と到着地の倉庫やコンテナ輸送ステーション(CFS)で、LCL輸送のプロセスを高速化することができます。たとえば、DHL Global Forwardingの上海CFSでは、なエクスプレスLCLサービスにより、通常の滞留時間が4日から即日にまで短縮されます。

第二に、海上輸送以外の輸送手段を迅速化することです。特に、海上輸送の前後に長距離を移動する貨物の場合、フレイトフォワーダーは航空輸送やエクスプレストラック輸送を提供する必要があります。複数の輸送手段を組み合わせることで、コストを抑えつつ、ドア・ツー・ドアの輸送時間を短縮することができます。
 

輸送中の貨物の状況を確認できるか

貨物の状況を可視化することは、お客様に最新情報を提供するうえで非常に重要です。DHL Global ForwardingのオンラインポータルサイトであるmyDHLiでは、標準およびカスタマイズされた輸送のマイルストーンに関するデータにアクセスできます。また、例外管理レポートもいつでもご利用いただけます。 myDHLiの詳細についてはこちらをご覧ください。

DHLの次のステップ


小口混載輸送(LCL)は、お客様のサプライチェーンソリューション設計において、有益な選択肢になり得るとお考えですか? DHLがその可能性を評価するお手伝いをいたします。