#ロジスティクスアドバイス

[GoGreen Plus お客様導入事例紹介 #02] KUOE GLOBAL Inc

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航空輸送の二酸化炭素を削減するGoGreen Plusを導入された企業様にインタビューを行うお客様導入事例シリーズの2回目は、「京都から世界へ」、日本製の高品質な腕時計を販売する、「KUOE GLOBAL Inc」様です。代表取締役の内村健二様に、環境対策へのお考えやGoGreen Plus導入に至った経緯などを詳しく伺いました。
 

環境意識の高い欧米の消費者へ

DHL取材担当 ーー まず、貴社のビジネスについて教えていただけますか。

KUOE GLOBAL 代表取締役 内村健二様 (以下、内村様): はい、KUOE(クオ)はアンティークのデザインが特徴の、日本製にこだわった腕時計メーカーです。中間業者を介さず、ダイレクト・トゥー・コンシューマー(D2C)で高品質な腕時計をリーズナブルにお届けしています。このビジネスを始めたのは、大学生のときに留学したイギリスで、何気なく立ち寄った骨董品店で見つけたアンティーク時計に一目惚れしたことがきっかけです。

ーー どうして腕時計の製造販売をビジネスにしようと思ったのですか?この分野は、老舗高級ブランドから大手量産メーカーまで、競争が激しいのではないでしょうか。

内村様:アンティーク時計はとても魅力的なのですが、高額で、古く、ランニングコストもかかりますし、実際は日常で気軽に使いづらいものです。そのデメリットを解消することで、機械式腕時計の魅力はまだまだ広がると思っています。 世界はまだまだ腕時計のマーケットは大きいです。当社ブランドは、少し小振りのサイズのアンティークなデザインで、かつ高品質の日本製で、手ごろな価格で販売することで勝算はあると考えていました。

ーー 貴社が感じていた、環境に対する課題を教えてください。

内村様:2020年4月に、KUOEとしてビジネスを立ち上げてから、始めは国内販売がメインでした。翌年に英語のウェブサイトを立ち上げてから、海外で認知度が上がるようになり、売り上げは国内を逆転するようになりました。そうすると、海外のお客様へ飛行機で商品が届けることになり、圧倒的に輸送距離が長くなるので地球環境に与えている影響が気になるようになりました。 それまで、例えば梱包ではパッキングをできる限りコンパクトにするとか、リサイクル資源を活用するなど地道な取り組みは行っていましたが、他にできることはないかと考えていました。

ーー GoGreen Plusを選んだ決め手は。

当社のお客様は北米や欧州など、SDG’sや環境保護に意識の高い消費者の方が多くいらっしゃいます。このようなマーケットで将来的にビジネスを行っていくためには、環境に対して企業責任を果たす必要があり、GoGreen Plusで発生する追加のコストを負担してでも、長い目でみたときに必要な将来的な投資になると確信し、導入しました。

 

価値のあるサービスは、消費者に受け入れられる

ーー 越境ECの事業者として、かなり早い段階でGoGreen Plusを導入していただいていますが、何か理由があるのでしょうか。

内村様:グローバルに商品を販売する企業としての責任が第一です。地球規模での気候対策は、私たちのように海外へ品物を発送する企業にとって喫緊の課題ですので。 たしかに追加の物流コストが発生することは、D2Cでリーズナブルな価格を追求する当社にとっては少し気になるポイントではありましたが、海外の消費者は、コストが上がり商品価格に転嫁されても、それに見合った価値があれば理解される(価格の上昇を受け入れてくれる)ということは、これまでの経験で分かっていましたし、自信がありましたので、少しでも早く導入しようと思いました。

ーー GoGreen Plusをどのようなっきっかけで知ったのですか。

内村様:実はGoGreen Plusの前身のGoGreen (二酸化炭素排出を、輸送以外の分野でオフセット削減するDHLのサービス)を導入していました。この度新しく、オフセットではなくインセット(輸送の中で発生する排出を直接削減)できる新しいサービスが導入されると、DHL営業の藤原さんが、いち早く教えてくださいました。

ーー GoGreen Plusの導入は、どなたが決断をされましたか。

内村様:私自身が決断しました。私個人としては、いいものを長く使いたいというタイプの性格で、しっかりした価値のあるものを使うのが好きです。GoGreen Plusも、価格に見合った価値のある良いサービスだと思っています。

脱炭素に取り組む越境EC企業の先駆けへ

ーー さらなる環境対策への取り組みや、意気込みをお聞かせください。

内村様:現在考えているのは、例えば時計のベルトなどにリサイクル素材を活用するなど、サステナブルな製品や部品をラインナップに加えていければと考えています。取引先のサプライヤーさんなどと協力しながら検討していきたいですね。

ーー GoGreen Plusを他企業へお勧めするとしたら、どのような点ですか。

内村様:おそらく、通常の輸送費に追加コストが発生することに抵抗を感じている方は多いのではないでしょうか。しかしながら、環境対策はそういうマインドではいけない時代になっています。サプライチェーンの中での排出量削減にコストをかけることは、長期的な観点で必ず必要な投資だと思います。当社が、GoGreen Plusを導入した越境EC企業の先駆けとして、成功事例になれたら嬉しいです。

ーー 業界に先駆けてGoGreen Plusを導入したDHLに対して、どのような印象をお持ちですか。

内村様 :持続可能な航空燃料(SAF)を利用するだけではなく、大手燃料供給企業と(今後5年間で)8億リットルという膨大な量のSAFの供給契約を結ぶなど、環境への取り組みが大規模で先進的な印象があります。 当社のお客様の口コミなどを見ても、早く商品が届いたという高印象のレビューが多く、輸送のスピードだけでなく、環境対策の面でも信頼できる物流パートナーです。

■DHL営業担当者より

KUOE GLOBAL様には、輸出では主に越境ECでご購入者様への発送、輸入では資材の仕入れの際に、DHL Expressをご利用いただいております。

KUOE様の輸出国は、アメリカ、フランス、イギリスが上位3ヵ国であり、環境意識の高い欧米の消費者へ訴求に有効ではと考え、GoGreen Plusがローンチしてからすぐにご紹介し、導入いただきました。

当サービスは、現在のSGD’sの時代に即した、DHL独自のCO2削減プロダクトです。

ご登録いただいてすぐに得られるSCOPE3におけるインセットのCO2削減効果や排出削減証明書は高く評価いただいています。最近では、新規にビジネス取引を始める際に、CO2削減について具体的な取り組みを求められるケースが増加しているとの声をよく伺います。KUOE GLOBAL様のように、欧米諸国とお取引のあるお客様には、ぜひ導入を積極的にご検討いただきたいと思います。

DHLジャパン株式会社
ナショナルセールス・営業企画&マーケティング本部 西日本統轄営業部 第1エリア
藤原拓哉

■お客様プロフィール

会社名:KUOE GLOBAL Inc.

設立: 2020年4月
事業内容:KUOE(クオ)は京都発のクラシックウォッチブランド。京都の自社工房で組み立てた日本製のアンティークデザインウォッチを、グローバルに海外販売を展開。
ウェブサイトURL: https://www.kuoe-jp.com/