DHLは24ヵ国12,000人を対象に、「オンラインショップにおける海外の消費者動向調査」を実施。ユーザーが重視するポイントや問題点を分析し、その購買行動や考え方を探りました。消費者に求められる改善点やソーシャルコマースマーケットプレイスの台頭、さらには“カゴ落ち”の原因についても解説します。
*調査レポートの全ぺージ(日本語版/英語版)は、ページ最下部よりダウンロードできます。
SNSで買い物をする人の77%が、購入前にどの配送業者が利用されるかを知ることが重要と考えている。
61%の回答者が過去に希望する支払い方法が提供されなかったために”カゴ落ち”した経験があると答えています。
45歳以下の消費者の35%が「いつも」または「時々」音声検索を利用して購入すると答えています。
「ソーシャルメディアはオンラインショッピングに革命をもたらし、成長の大きな機会を提供しています。すべての規模の企業が競争力を維持するためには、ソーシャルメディアでの存在感を確立することが不可欠です。」
— Nicolas J. Chevalier E-Commerce Nation創設者兼CEO
世界中で、消費者が最も不満を感じているのは高い配送コストです。そこには顧客を失う深刻なリスクが潜んでいます。特にヨーロッパでは、消費者が返品に費用を支払うことに対する不満が他の地域よりも高く、スペイン、フランス、イギリスでその傾向が顕著です。消費者の抱える不満を把握することで、ビジネスの改善へのヒントとしてください。
世界中のネット通販利用者の97%がマーケットプレイスで買い物をしています。どのグローバルマーケットプレイスがどの国で最も利用されているのかを知ることで、より多くの消費者にリーチする方法を見出しましょう。
ほとんどの消費者が注文した商品が届く瞬間を楽しみにしていますが、事業者側が提供する配送オプションが売上に予想以上の影響を与えている可能性があります。48%の回答者が配送オプションの不満から”カゴ落ち”すると答えています。
「ソーシャルコマースやオンラインマーケットプレイスの急成長により、オンラインショッピングは加速度を増して拡大し、国境を越えて広がりを見せています。このトレンドを上手に活用し、グローバルとローカル双方の市場のニーズを理解する企業は、一緒に成長していけるでしょう。
DHL Eコマースでは、越境ECの専門知識を駆使し、オンライン小売業者が顧客のトレンドやニーズを理解するお手伝いをしています。また、複雑なプロセスをわかりやすくシンプルにすることにも注力しています。最適な配送オプションを提供することでショッピングカートのコンバージョン率を向上させるだけでなく、越境取引の複雑さを管理するサポートも行い、世界中でのビジネス成功を支援いたします。」
— Pablo Ciano、DHL eCommerce CEO