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Sigmaでなければ撮れない写真・映像を | 貫く国内一貫生産と世界85カ国へ届けるグローバル物流

写真家や映像クリエイターから高い評価を集めるカメラ・レンズメーカー、Sigma(シグマ)。高画質でコストパフォーマンスの高いカメラや交換レンズのラインナップに定評があり、独自の存在感を放つブランドとして知られています。

写真や映像の世界で支持されるSigmaブランドの開発責任者と国際物流担当者へのインタビューを通じて、同社のものづくりの理念と、その価値を世界へ届ける物流戦略についてお話を伺いました。

尖った製品に息づく開発思想

「Sigmaのものづくりは、写真が持つ表現の可能性をどこまでも追求することを原動力としています。他にはない、Sigmaだからこそできる尖った製品は、プロフェッショナルから愛好家の方々まで、世界中でご愛用いただいています」。

そう話すのは、執行役員 開発本部長の幸野朋来氏。Sigma製品を生み出す最前線で指揮を執る開発責任者です。

デザインやスペックに独特の個性を持つSigmaのラインアップは、しばしば「プロ向け」や「玄人向け」と評されることもあります。しかし幸野氏は、その見方について次のように語ります。

「私たちはニッチなものを狙っている訳ではないんです。『このレンズでなければ撮れない写真・映像があるはずだ』と、まだ世の中にはないスペックの製品づくりをしています」。

市場規模の大きい製品カテゴリーを追うのではなく、新たな映像表現に挑み続ける姿勢。それこそがSigmaの開発思想であり、多くのクリエイターを魅了する独創的なラインアップにつながっていると言えます。そのSigmaの特徴を語るうえで、もうひとつ欠かせないのが生産体制です。すべての製品は、福島県内の工場で生産されています。

製造工数が多く生産工程の長いプロダクトは、生産コストを理由に海外生産を選ぶメーカーが多い中、Sigmaがあえて国内生産を貫く理由について、幸野氏はこう説明します。

「信頼できる撮影機材として永くお使いいただくために、すべての製品を福島県磐梯町の工場で生産しています。開発・設計から製造プロセスのあらゆる段階で、部門間の緊密な連携と厳格な品質管理、そして迅速なものづくりが実現できるからです」。

会津に集約された開発・生産体制が、Sigmaブランドを築く土台となっているのです。

株式会社シグマ 執行役員 開発本部長 幸野朋来氏

MADE IN AIZUを世界へ

グローバル販売を支える航空物流

国内生産を貫くSigma。その一方で、マーケットは中国や欧州をはじめとする海外へ拡大しています。国産品を世界のユーザーへ届ける物流体制について、国際物流部 部長の鈴木タタール ウスラット氏に伺いました。

「現在、当社の売上に占める海外販売比率は8割と高い水準にあり、海外子会社8社、および代理店を通じて世界85カ国以上に販売網を広げています。当社が航空輸送を利用するひとつの大きな理由はキャッシュフローです。リードタイムの長い海上輸送では資金回収までの期間も長くなります。そのほかに、例えば紛争などの影響で海路が封鎖されたり問題が発生すると、海上輸送では確実な輸送スケジュールの目途が立ちづらく、ビジネスに大きな影響が出てしまいます」。

財務の観点からも、地政学リスクの観点からも、航空輸送の重要性を説く鈴木タタール氏。一方で、海外への販路拡大は製品を確実かつ迅速に届ける仕組みがなければ、販売機会を逃しかねず、市場の信頼も得られません。物流の対応力は、ビジネスの成長においてますます重要だと説きます。

「DHLを利用していて最も評価している点は、世界各地でサポートが受けられることです。各国のレギュレーション対応をはじめ、輸入先ごとに現地で必要なサポートを受けることができます。これはリスクマネジメントの観点でも非常に重要なポイントです」。

世界85カ国以上へ製品を供給する同社にとって、各国の通関や規制への対応能力は、物流会社に求める重要な要件となっています。DHL Expressは220以上の国と地域を結ぶグローバルネットワークをベースに、輸送するだけでなく、スムーズな通関や各国規制への対応の面でもサポートしています。

「繊細な光学機器を安全でベストなコンディションで世界へ送り出すために、信頼できる国際物流パートナーの存在は欠かせません」。

株式会社シグマ 国際物流部 部長 鈴木タタール ウスラット氏

重量貨物にも応える輸送力

鈴木タタール氏は、重量貨物に対応する航空輸送のキャパシティについてもこう評価しています。

「当社の製品は、小さなアクセサリーから超望遠レンズまであり、一度の輸送の総重量が700kgから800kgにもなることもあります。DHLは、大型の重量貨物でも、変わらないスピードで届けてくれます」。

同社の海外輸送は、小さな交換部品から、プロフェッショナル向けの大型レンズや高価格帯の光学機器まで多岐にわたります。高性能で製品単価が高いだけでなく、展示会や新製品発表、映画の制作プロジェクトなど、納期が厳しく求められるケースも少なくありません。国際輸送は、需要に応じて必要な数量を必要な場所へ迅速に届ける対応力が重要になります。

「重量貨物にも柔軟に対応できる世界規模のネットワークがあって初めて、私たちはグローバルな販売計画と無駄のない在庫管理が実現できるのです」

重量貨物輸送への対応力は、Sigmaのグローバルな販売網を支えるインフラのひとつと言えるでしょう。一方で、グローバルな事業展開に伴い、環境負荷への配慮も課題として認識しています。

「売上の8割を海外市場が占める企業として、地球環境に負荷をかけるわけにはいきません。持続可能なものづくりと環境への配慮は、果たすべき社会的責任だと考えています。」

こうした考えのもと、同社はDHL Expressの持続可能な輸送ソリューション「GoGreen Plus」を導入しています。GoGreen Plusは、持続可能な航空燃料(SAF)の活用を通じて、国際輸送に伴う温室効果ガス排出量の削減を支援するサービスです。海外市場でのビジネス拡大と環境負荷低減の両立を目指すうえで、国際物流パートナーとの協業はますます重要性を高めています。

表現の可能性と喜びを世界へ届けるために

独自の理念と妥協のないものづくりを貫くSigma。オリジナリティあふれるSigmaブランドは、ときにプロフェッショナルや写真愛好家向け光学機器メーカーとして語られることもありますが、同社が目指しているのはよりシンプルな価値だと開発責任者の幸野氏は話します。

「私たちは製品を通して、写真や映像表現の可能性と喜びを、世界中のお客様へお届けしたいと思っています。」

旅先の風景、何気ない日常、家族との大切な時間。撮る人それぞれの、『Sigmaでなければ撮れない写真・映像のために。』会津で生み出されたSigma製品は、重量貨物にも環境にも対応する、DHL Expressのグローバルネットワークによって世界各地のファンへ届けられています。

大型・重量貨物の国際輸送もご相談ください。

小さな部品から数百kg規模の出荷まで、DHL Expressは貨物の大きさや重さに応じた航空輸送をご提案します。展示会や新製品発表など、納期が限られた輸送もお任せください。

取材協力:株式会社シグマ

神奈川県川崎市麻生区栗木2丁目8番15号
https://www.sigma-global.com/